【下関】住吉神社
一の宮とはその地域で一番社格の高い神社と言われています。
平安の頃、国司が赴任する際に一番最初に挨拶に行く神社。
二の宮、三の宮もあります。
神社巡りを始めるにあたって一番最初に挨拶に行きたいと思っていました。
楼門が見えます。
数ある神社の写真の中で一番のお気に入り。
パワーを感じます。
鈴が5個あるのは神様も5柱居るから。
住吉大神の荒魂、応神天皇、竹内宿祢命、神功皇后、建御名方命。
神功皇后が新羅に出兵した時に住吉大神という神様が現れて海渡を守り、
交戦する事無く戦勝したそう。
そんな訳で祠を立てたのが始まりです。
国宝の本殿は大内弘世の再建。
5つの社殿が連結しており、珍しい形です。
周りは森で囲まれています。
手を加えていないので、原始時代からの植生を残します。
奥には竹内宿祢が植えたと伝わる楠の木。
ピンボケしてるけど迫力あります。
根回り60m。
この辺の地面はこの大楠の根っこで埋め尽くされています。
他にも変な形の木がありました。
人の耳みたいです。
記念すべき 御朱印第一号。
紺の背景に拝殿の色が映えて綺麗です。
住吉荒魂とありますが、
神霊は「勇猛果敢な荒魂」と「平和をもたらす和魂」の2つの霊魂から成っていて
この神社は住吉大神の荒魂の方を祀っているという意味です。
大阪の住吉大社は和魂を祀っているそう。
いつか行けるといいです。
旧暦元旦に和布刈祭というワカメを採る儀式が行われます。
神功皇后が住吉大神を祀った時、神主に命じて壇ノ浦のワカメを採らせ、
神前にお供えしたそうです。
実際に行ってみました。
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2015.2.19 早朝6時からの和布刈祭。
開運ワカメを頂きました!
このお祭りは対岸の和布刈神社でも行われています。