【長府】乃木神社
乃木将軍は明治時代に活躍した軍人さん。
帰国後は軍事参議官と学習院院長を兼任しました。
兵士に寄り添った人格者であり、降伏した敵の兵士にも寛大だったそうです。
戦術や殉死に対して批判的な意見も多く、戦後の教科書には載らなくなったみたいです。
道理で知らなかった訳だ(^^;)
乃木将軍は学問の神様。
学習院院長として皇族方の教育に全身全霊打ち込んだ事によります。
吉田松陰の親戚筋だという事で、熱い思いを持っていたのでしょう。
境内には乃木夫妻の銅像がありました。
殉死50年祭に夫人の神霊を合祀し、記念に建立。
静子夫人は鹿児島出身らしいです。
鹿児島には静子さんゆかりの地もあるそう。
復元の乃木家旧邸。
部屋の中に乃木家の方々の木像が見えます。
御神木は杉の木。
幼い時、北風を防ぐ為に父の指示で苗木6本を植え、
その1本が御神木として残るそうです。
宝物館には乃木家伝来の宝物。
乃木将軍は珍しい石を収集していたそうで、そんなものもありました。
意外と変わった趣味をお持ちなんですね。
瓢箪をモチーフにしたお守りが販売されています。
瓢箪はその形から、気の長さ・心の豊かさ・節度の大切さを教える
諸願成就福徳倍増の縁起物。
乃木将軍も愛用し、乃木瓢箪と名付けられたそうです。