【萩】観音院
予定に無かったけれど、
たまたま中国観音霊場第21番札所だという事を知ったので行ってみました!
民家も密集していて意外な所に建ってました。
潮音山 観音院。臨済宗建仁寺派のお寺。
御本尊は釈迦牟尼如来。
通称「玉江観音」と呼ばれ、海上安全・水難防止観音として崇められています。
室町時代に毛利元就の菩提寺である洞春寺の役僧寺として開山され、
輝元が萩築城時に現在地に移築したそうです。
二度にわたり火災に遭ったけれど、再建されたそうです。
本堂側から見た観音堂。
観音堂の方が目立って見えます。
御本尊の聖観音菩薩は大内義隆の念持仏でしたが、九州敗走の際、海中に沈めました。
漁夫の網に掛かったのを、大寧寺(長門)に安置しましたが、後に輝元が観音院に奉祀し、
築城の無事完成と家運長久を祈願しました。
幕末には志士たちが会合所として頻繁に利用し、激論を交わしたそうです。
御朱印は中国観音霊場用の紙に既に書いたものを頂いたので、
自分の御朱印帳に納まりませんでした。