【小倉】小倉城
小倉城です。
当時は「唐造り」と呼ばれ、全国唯一の珍しい造りでした。
四階と五階の間に屋根のひさしが無く、五階が四階よりも大きくなっているのが特徴です。
石垣は切り石を使わない野面積みというものです。
元々は毛利氏が現在の地に城を築いたことから始まったそうです。
関ヶ原の戦いの功労で入国した細川忠興によって、7年掛かりで本格的に築城され、
1632年、細川家とは姻戚関係にある譜代大名の小笠原忠真が入国し、
将軍家光から九州諸大名監視という特命を受けて代々この城に住みました。
中に入ると城下町の模型。
和紙の人形が可愛らしいです。
城下町の一日を再現してます。
虎の襖絵が凄いです!
高さ4.7m、幅2.9m!
幕末に長州藩を攻める第一線基地となり城が焼け落ちましたが、
慶応2年の寅年に因んで描かれたそうです。
左が千客万来の迎え虎、右は麗虎招福の送り虎です。
どの角度から見てもこっちを睨んでいる様に見えて、迫力があります。
5階の天守閣からは街が見下ろせます!
奥にある緑のドームは松本清張記念館。
こちらから見えるのは小笠原忠苗の時期に作られた回遊式庭園。
正面にはリバーウォーク。
からくりシアターというからくり人形を使った小さな劇場で
飛脚の源さん寄り道見聞録を鑑賞。
クイズ等の体験コーナーもありました!