【下関】豊神社
5年半住んだ下関から引っ越す事になり、最後に紹介する神社です。
火ノ見山の麓にひっそりと建つ小さな無人の神社ですが、
氏神様で一番お世話になっていたので、ご挨拶に行きました。
身近な神社で見過ごしていたけれど、実はかなり由緒ある神社だった様です!
合祀されて豊神社になったそうです。
御祭神は
<元熊野神社>熊野権現、伊邪那美神、速玉之男神、事解之男神、
<元貴船神社>相殿・高オカ神
ちなみに伊倉という地名は下関で最も古い地名の一つで、
上納する米を保管する役所の倉庫があった事によるそうです。
拝殿の天井はこんな感じ。
干支の絵等あり、無人だけれど意外に明るい雰囲気です。
横から見た本殿。
「ぐみの実」の塚。
昔、村人が作っていた西瓜が盗まれ、
犯人として伊倉八幡宮の近くに住む男の子が疑われ、父親が男の子を殺して開腹。
中からは西瓜ではなく、ぐみの種が出て、犯人でない事を証明したそうです(゜□゜;;)
父親も我が子の正しさを認められた事を喜び、その場で切腹しました。
恐ろしい話です(゜□゜;;)
この見慣れた光景を見るのも最後だと思うと寂しさで涙が溢れてきます。
下関での多くの思い出をありがとうございました!