【草津】小汐井神社
草津宿の帰りに寄ってみました。
中山道を通ったかつての旅人もここに参拝していたのでしょう。
「おしおい」とは、古代、神をお祀りするにあたり、
海の水で心身を清らかにして神事に臨んだ事から来ているようです。
大きく綺麗な拝殿に驚いてしまいました!
小さい神社という勝手なイメージがあり、
観光マップに載っている写真とも違ったので。
最近建て替えられてるみたいです。
創建は平安初期とも言われています。
女体大権現と呼ばれていたのが、明治に小汐井神社に改められたそうです。
天照皇大神と素戔嗚命が誓い言をした際に生まれた宗像三女神の中の一柱です。
境内にある小汐井池は創建当時の本殿の跡。
水天宮が祀られ、安産の神様として信仰されています。
昔は境内地も遥かに広くて、暗い森に囲まれていたそうです。
今は住宅地の中にありますが木々に囲まれており、何となくそんな気もします。
手水舎の水も御神水でもあり、地下20mから湧き出ている有り難い水です。
ただ、ここの神様は少し厳しいみたいです。
池の水を独り占めしようと、自分の家に水を引いた男の一家が、
原因不明の死因で全員死亡。
境内の木で器を作ったところ農作業が進まず、歩く時に障害が起こった、
祭礼の時、失礼な事をした人に向けて風が吹いて本殿の扉が開き
中から大きな魚が飛び出して頭に噛みついた、等。
失礼な行いをすると祟りが起こるとされています(^□^;)
境内には陰陽木という、モチの木と椋の木が根元を一つにしたものがあり、
願いをかければ、縁が結ばれ、夫婦和合し、円満になると伝えられています。
ちょっと手作り感のある可愛らしい新馬も居ます。
御朱印には水天宮の犬が押されててお気に入りです!