【京都】地主神社
清水寺の舞台を出て直ぐ左手にある神社。
元々は清水寺の鎮守社でしたが、明治に入り神仏分離により独立しています。
現在の社殿は、徳川家光が造営。
因幡の白兎を助けた心優しい神様です。
他にも正殿に
父母神の素戔嗚命・奇稲田姫命、
奇稲田姫命の父母神の足摩乳命・手摩乳命を祀っています。
三代続きの神々を祀る事から子授け安産の信仰も集めています。
相殿には
(芸能と長寿の神)大田大神、
(旅行・交通安全の神)乙羽竜神、
(知恵と才能の神)思兼大神を祀ります。
境内はとにかく人が多く、建物も派手色が多いのでちょっとした縁日の様です。
境内には10m程離れてたつ2つの守護石「恋占いの石」があり、
目を瞑って、石から石に辿り着けば恋が叶うとされていますが、
この人混みではまず無理でしょう。
末社は
商売繁盛の神、栗光稲荷社、
厄除け人形祓いの祓戸社
一願成就の守り神、おかげ明神
撫でると御利益があるという大黒天、撫で大国
水をかけて祈願すると御利益があるという水かけ地蔵
縁結びの神、良縁大国 等。
今風な雰囲気の神社でしたが、創建は日本建国以前の神代とされ、
歴史的経緯から清水寺の一部という形で世界遺産に登録されています。
昔はここで丑の刻参りも流行していたそうで、釘の跡も残っています(゜△゜;)
御朱印は大国主命。