【京都】北野天満宮
「北野の天神さん」「北野さん」と呼ばれています。
ここが「天神信仰」発祥の地。
この地は都の守護を司る場所とされ、天神地祇をお祀りした地主社が建てられました。
この神社に向けて帝が大極殿から祈りを捧げる時、
北野の上空には北極星が輝き、日・月・星の運行が
天皇・国家・国民の平和と安寧に関わるとする「三辰信仰」と結び付き、
天のエネルギーが満ちる聖地となったそうです。
創建は、平安時代中頃。
京都に住んでいた多治比文子や近江国比良宮の神主、北野朝日寺の僧が神殿を建て、
道真公をお祀りしたのが始まり。
藤原氏により大規模な社殿の造営、一條天皇の勅使により国家の平安が祈念。
この時から「北野天満天神」の神号が認められました。
鳥居前の狛犬。迫力があります。
天神さんと言えば牛。なんと本物が居ました!
馬も居ました。蹄の音を響かせながら出て行きます。
「ずいき祭」というお祭が行われており、最終日だった様です。
流石学問の神様。修学旅行生が多いです。
江戸時代に寺子屋が普及し、教室に天神さまがお祀りされた事から
「学問の神」「芸能の神」として知られる様になったそうです。
楼門。中には貴族の格好をした像。
道真公かなとも思ったけれど、2人いらっしゃる…どなたでしょう?
今年の干支の猿の絵と、歌人の絵が並んでいます。
参道をぐるっと進むと三光門と呼ばれる中門。
三光とは、日、月、星の意味で、梁の間に彫刻がある事が名前の由来。
色鮮やかな兎や鳥や虎の彫刻が隠れています。
こちらの狛犬は頭がペタッとしているのが特徴。
たてがみの緩やかなカールが可愛らしいです。
拝殿の前には道真公を慕って飛んだという梅の花。
水占みくじに挑戦。
水に浸すと文字が浮かんできます。微妙な結果に。
本殿、石の間、拝殿、楽の間が連結し、檜皮葺きの屋根が被せてある特徴的な作りは
権現造りというそうです。
釣灯籠も綺麗です。
御朱印は4通りあり、その内2つ頂きました。
左が通常タイプ。右は三光門のものです。
最後に北野天満宮の様々な牛の像をご覧下さい!
子どもが居たり色や柄が違ったり。頭と体のバランスも様々です。