さすらいネコの旅

寺社巡りしています。

神社

【京都】首途八幡宮

公園の一角にあり、見過ごしてしまうところでした! 「首途」と書き、「かどで」と読みます。 出発を意味し、旅立ち、旅行安全の神として信仰を集めています。 かつて、この地には奥州で産出される金を京で商うことを生業としていた 金売吉次の屋敷があった…

【京都】伏見稲荷大社

全国に約3万社ある伏見稲荷の総本社。 外国人に人気の観光スポットに4年連続1位に選ばれており、かなりの人混み。 東山三十六峰の最南端に位置する稲荷山。 その麓に本殿があり、山全体が神域。 楼門と本殿。 主祭神である宇迦之御魂大神を中央の下社、 佐田…

【高岡】射水神社

越中国唯一の明神大社。 僧行基が二上山麓に建てた養老寺に、二上権現と称して祀ったのが 二上神(瓊瓊杵尊)の鎮座。 当時の領域は二上全山の22万坪余りにも達しました。 その後、二度にわたる兵火で焼失しますが、加賀藩主・前田利家公により復興。 明治に…

【枚方】片埜神社

交野郡一宮。 垂仁天皇の代、出雲国の野見宿禰が、当麻蹴速との相撲に勝ち、土地を拝領。 出雲の祖神である素盞嗚尊を祀って一族の鎮守としたのが始まり。 「片埜」はこの一帯の古名で、交野市の地名の由来でもあります。 野見宿禰の後裔である菅原道真が天…

【枚方】春日神社

1441年、春日大社より勧請。 御祭神は、武甕槌命・経津主命・天児屋根命・比咩大神、 そこに土地の神様として火産霊命が配祀されています。 春日大社の神使、鹿の像。 この辺一帯は茄子作。 茄子の産地だったとか…。 茄子のキャラクターを発見しました…! 御…

【枚方】機物神社

七夕伝説発祥の地という説がある機物神社。 七夕のお祭は大変賑わうそうです! 御祭神は天棚機比売大神、栲機千々比売命大神、地代主大神、八重事代主大神。 古代、枚方市「津田」を「秦田」、「倉治」を「秦者」といっていた時代があり、 「ハタモノの社」…

【京都】大豊神社

哲学の道を進んで行くと着きます。 丸々太った狛犬。頭が平らです。 御祭神は少彦名命、応仁天皇、菅原道真。 宇多天皇の病気平癒のため藤原淑子が創建。 兵火で焼失したが再建され、この辺一帯の産土神とされています。 縁結び、健康長寿の大国社。 大国主…

【大阪】豊国神社

大阪城の桜門前に建ちます。 豊臣秀吉、秀頼、秀長公を祀る出世開運の神社。 中央には秀吉公の銅像。 明治天皇の命で、京都の阿弥院峯墓前を本社として社殿を造営。 大阪には豊国神社の別社として中之島字山崎の鼻に創立。 現在地には昭和36年に遷座。 この…

【大阪】玉造稲荷神社

大阪城の近く。 5世紀頃、勾玉を作っていた玉造部の居住地だったと言われています。 創祀は垂仁天皇の代。 聖徳太子が物部守屋公と争われた際、 この玉作岡に陣を敷き 「我に勝を与えるならこの栗の白木の箸に枝葉を生じさせ給え」と祈願。 のちに枝葉が生じ…

【大阪】三光神社

大阪冬の陣で真田丸があったとされる地。 真田幸村ゆかりのスポットが点在! 昔は姫山神社(姫の松原の遺称)と呼ばれていました。 創立は反正天皇の御代。 御祭神は天照大神、月読尊、素戔鳴尊。 真田幸村の像。 その台座は信州上田の真田家菩提寺、長谷寺…

【京都】下御霊神社

政争に巻き込まれて憤死した人々を祀る御霊神社。 上御霊、下御霊があり、こちらが下御霊。 桓武天皇の時代に各地で疫病が流行し、御霊の祟りであるとして 平安京の神泉苑で御霊会を開催したのが始まり。 御所の産土神です。 豊臣秀吉の都市整備にともない現…

【京都】御霊神社

正式名は御霊神社ですが、下御霊に対応して上御霊神社と呼ばれています。 祭神は「八所御霊」。 崇道天皇(早良親王。光仁天皇の皇子) 井上大皇后(光仁天皇の皇后) 他戸親王(光仁天皇の皇子) 藤原大夫人(藤原吉子、桓武天皇皇子伊予親王の母) 橘大夫…

【京都】吉田神社

859年、藤原山蔭が一門の氏神として春日大社の神を勧請したのが始まり。 後に藤原氏全体の氏神となりました。 祭神は勧請元の春日大社と同じ。 建御賀豆智命(武甕槌命) 伊波比主命(経津主命) 天之子八根命(天児屋根命) 比売神 鎌倉以降は、卜部氏(後…

【京都】平野神社

平野神社は神社検定のテキストでもちょこちょこ出てきて気になっていました。 奈良末期、平城宮の宮中に今木大神が祀られていたのが、 平安遷都と同時にご遷座されました。 当初境内地は1500m四方で、現在の京都御所とほぼ同じ大きさでしたが、 現在は20…

【京都】大将軍八神社

平安京遷都の際、奈良春日山麓より大将軍神を 御所の北西角(陰陽道の天門)の地に勧請したのが始まり。 大将軍神は陰陽道・道教では方位を司る星神。 星祭なんてオシャレ。 応仁の乱後、神社として復興。 江戸時代に入り、暦の神八将神、素盞鳴尊、その御子…

【京都】護王神社

平安京の建都に貢献された和気清麻呂公をお祀り。 元は洛西の神護寺の境内に霊社として祀られていました。 江戸時代末、孝明天皇は清麻呂公の歴史的功績を讃えて 護王大明神を授けられて「護王神社」と改称。 明治天皇の勅命により現在地に社殿を造営してご…

【奈良】添御県坐神社

平安初期の延喜式神名帳にも記されている格式ある神社。 名前が難しい! そうのみあがたにいますじんじゃ。 「御県」とは朝廷の直轄地として設置された御料地の事で、 大和の国の添郡に設置された御県に鎮座する神社という意味。 この奥にある本殿は五間社流…

【右京区】御髪神社

日本で唯一の頭と神の神社! 池の向こう側、ちょっとひっそりした所にあります。 御祭神は日本における理美容業の祖、藤原采女亮政之公。 亀山天皇の御代、藤原鎌足の末孫である藤原基春卿は皇居の守護にあたった後、 下関に居を構え、新羅人に親子で学び、…

【京都】車折神社

御祭神は清原頼業公。 平安後期の儒学者で、天武天皇の皇子である舎人親王の御子孫。 和漢の学識と実務の手腕に優れ、 晩年には「その才、神というべく尊ぶべし」と称えられた程。 社名の由来が面白い。 後嵯峨天皇が御遊幸の際、社前で牛車が折れ、動かなく…

【長浜】都久夫須麻神社

~宝厳寺から続きます~ 宝厳寺観音堂から続く船廊下を渡ると都久夫須麻神社の本殿に。 平安時代の延喜式にも登場する由緒ある神社。 豊臣秀吉がその時代の粋を集めて作った伏見城内最高の建物を 神殿として寄進したものだそうです。 本殿内部は狩野永徳・光…

【大津】近江神宮

御祭神は天智天皇(天命開別大神)。 漫画「ちはやふる」の舞台となっている注目の神社。 漫画でも見覚えのある風景。 楼門が美しいです。 「百人一首」の第1首目の歌を詠んだ天智天皇にちなみ、 毎年競技かるたのチャンピオンを決める名人位・クイーン位決定…

【京都】錦天満宮

新京極商店街の中を歩いていていると見付けた、狭いながらも賑わっていた神社。 闇の中に爛々と輝く提灯が美しく、ついつい引き込まれてしまいました。 せっかく綺麗な写真をたくさん撮ったのに、 誓願寺に続き、写真が消えてありません(´△`;) 菅原道真公…

【京都】北野天満宮

今回の北野天満宮で三大天満宮を制覇! 「北野の天神さん」「北野さん」と呼ばれています。 ここが「天神信仰」発祥の地。 この地は都の守護を司る場所とされ、天神地祇をお祀りした地主社が建てられました。 この神社に向けて帝が大極殿から祈りを捧げる時…

【京都】今宮神社

別名「玉の輿神社」! 朱色の門が鮮やかで目を引きます。 平安遷都以前からこの地には疫神、素戔嗚を祀る社があったとされます。 しばしば疫病や災厄が起こり、各地で御霊会が営まれていました。 994年、都で大規模な疫病が蔓延った為、 神輿を造って船岡山…

【京都】晴明神社

平安時代中期の天文学者・安倍晴明公をお祀り。 額束には神紋の五芒星。 晴明公が始めた魔除けの印で、ここでは桔梗印と呼ばれています。 鎮座1000年を記念して、境内には桔梗が植えられています。 左右の柱には日と月のオブジェの付いた柱。 こちらが天体を…

【京都】平安神宮

平安遷都1100年を記念して明治に建てられた平安神宮。 その広さに驚きました!! 大きな鳥居があり、應天門の先に大極殿が見えています。 朱色の柱と緑の瓦が上品な色味で、まさに都という感じです。 比較的新しい神社という事で少し侮っていたところもあり…

【京都】岡崎神社

平安神宮近くに鎮座する岡崎神社。 平安京遷都に際し王城鎮護の為平安京の四方に建立された社の一つ。 陽のいずる都の東(卯の方位)に鎮座する事から東天王と称しました。 御祭神は素戔嗚尊、櫛稲田媛命とその御子・三女五男八柱御子神。 速素盞嗚尊は八俣…

【京都】石清水八幡宮

石清水八幡宮は都から見て裏鬼門に当たります。 鬼門に位置する比叡山延暦寺とともに都の守護、国家鎮護の社であります。 平安時代始めに南都大安寺の僧・行教が宇佐八幡宮で 「都の近く、男山の峯で国家を鎮護しよう」と託宣を受けて鎮座。 今年初めに社殿…

【京都】飛行神社

航空関係の神様を祀る神社。 飛行機にも使われるというジュラルミンの鳥居に興味があり参拝。 植木に刺さっているので残念ながら触れる事は出来ませんでしたが、 ピカピカと輝いていました。 パルテノン神殿を思わせる拝殿。屋根にはステンドグラス! 神社っ…

【鹿児島】照國神社

鹿児島の総氏神様。 大祓の茅の輪くぐり。 鹿児島では旧暦6月に六月灯というお祭りが行われます。 照國神社の六月灯は最大規模で、境内はたくさんの燈籠で埋め尽くされています。 御祭神は照國大明神。 島津家28代当主で11代藩主、島津齊彬公。 幕末に43歳で…