【下関】亀山八幡宮
長門国の三の宮。
関の氏神と呼ばれ、古くから地元民に崇拝されてきた神社だそうです。
鳥居。
御影石鳥居としては日本最大級で高さ約12m。
中央にある額の広さが3畳なので、ちょっとした絨毯のような。
ここには珍百景が。
額には亀山宮と書かれていますが、「山」の字に白いボールが挟まっているのが見えます。
昭和30年頃、近くで野球をしていたのがすっぽりはまったそうで、
神社側も敢えて取らないまま。
地元の高校野球が活躍し始めた事から野球の神様とも呼ばれているそうです。
平安時代に大分・宇佐神宮から京都・石清水八幡宮へ八幡神を勧請する途中、
当時島だった亀山に碇泊。
この時に神託があり、宮殿を造営。
歴代の領主である大内氏、毛利氏らの崇敬も受けてきました。
境内にも見所が盛り沢山!
歴史のある神社なので、その時々で色んな事があったんでしょうね。
一番目立っているのが「日本一のふくの像」。
下関では「ふぐ」の事を縁起担ぎで「ふく」と呼びます。
親子の狛犬。
形が分かりにくいけれど、子狛犬が掴まっています。
大きく開けた口が可愛いじゃないですか(´▽`)
関門海峡を見渡す位置には亀山砲台跡があります。
幕末の頃、海峡防備の為に要所に砲台が築かれ、
ここでは攘夷戦第一弾が発射されました。
太閤蘇鉄という、文禄の役の時に秀吉が植えた蘇鉄もあり、今では新芽が成長しています。
この他にも、撫でると延命長寿の御利益のある亀石、
撫でると力が付く、力比べをする為に使われた力石、扇塚や針塚もあります。
熊鷹稲荷神社の鳥居。綺麗です。
お亀明神社という神社がありましたが、
これについては後日また紹介します。