【萩】大照院
霊椿山 大照院。
元々ここには月輪山観音寺というお寺があり、鎌倉時代に大椿山観喜寺となり、
荒廃していたのを江戸時代に毛利氏が再興し、大照院となったそうです。
鐘楼門。
庫裏。台所のような所です。
本堂は工事中…。
ガラス張りで工事風景が見えるようになっており、これはこれでレアです。
工事の様子を見ながらぐるりと周ると書院があります。
仮本堂が出来ており、像も幾つかありました。
御本尊の聖観音菩薩の他、木造赤童子立像という天孫降臨の時の使者が居ました。
赤童子、鐘楼門、本堂、庫裏、経蔵の4つがが国の重要文化財だそうです!
大照院は東光寺と対になるお寺です。
東光寺は萩藩奇数代藩主のお墓でしたが、
こちらには2~12代の偶数藩主*1のお墓があります。
石灯篭がまた綺麗に整列していました!600数基!
お墓の形が違います。
東光寺が長方形の上に屋根が付いた様な形なのに対し、こちらは上に宝珠が乗った物。
そして「晋」の字が書いてあります。
何か意味があるって教えてもらったのに…何だったかな。
一つだけ葵紋が付いていて、徳川家から嫁いできた奥様のものらしいです。
*1:初代秀就、2代綱広、4代吉広、6代宗広、8代治親、10代斉煕、12代斉広