【東近江】阿賀神社
通称太郎坊宮。
御神体は赤神山(太郎坊山)。この山の中腹にあります。
ここから740段程の階段を上る事になります!
…が、車で半分程ショートカットする事も出来ます。
脇には小さな狛犬達。
ここからは歩いていきます。
太郎坊とは、神社を守護する天狗の名前。
最澄が社殿を建てようとした時、山奥から現れて手助けしたそうです。
名前が可愛いので親しみを感じます。
絵馬には天狗の顔。表情を自分で描けるそうです!
願掛け天狗の像。
天狗が持っている玉を撫でた後、体の悪い所を撫でます。
天狗の力で自ら治す強い力を持てるそうです。
長い階段が始まりますが、干支の石像があったり、見所盛りだくさん。
源義経も源氏興隆を祈念して参詣し、その時に座ったという義経公腰掛岩があります。
山岳信仰の霊地として多くの修験者も上ったそうです。
もうあと少しという所に夫婦岩があります。
神の神通力によって開かれ、悪心のある者が間を通ると挟まれるそうです!
狭い隙間を通り抜けると本殿。
御祭神は正哉吾勝勝速日天忍穂耳大神 (マサカアカツカチハヤヒアメノオシホミミノオオカミ)。
天照大神の第一皇子神。
長い名前ですが、これには
「正に勝った、私は勝った。朝日が昇るかの様に、鮮やかに、速やかに勝利を得た」
という勝利を象徴する意味が込められているそうです。
勝利と幸福を授ける神様として信仰され、
スポーツ選手を始め、第一線で活躍する企業経営者、政治家、職人、ビジネスマン等、
業種を超えて多くの人が訪れます。
勝守りが有名で、ミニバージョンを買って帰りました。
ここでは紺の紙に金色の文字で御朱印を下さいます。
普通の御朱印も途中で頂けますが、これは本殿まで上がらないと頂けません。
ちなみに御朱印帳は木製です!
天狗の絵も素敵で後ろ髪引かれる思いでしたが、既に次の御朱印帳があるので諦めます。
標高350mから見下ろす景色。ここまで上がると御利益ありそうな気がしますね。
帰りは別ルート。
七福神を巡りながら下れます。
手水舎に居るのはカッパかな?面白い顔してます。
休憩所?年期入ってます。天狗の顔が立派です!