さすらいネコの旅

寺社巡りしています。

【京都】宝蔵寺

浄土宗西山深草派 無量山如意輪 宝蔵寺。

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空海の創立と伝えられ、その後、如輪上人により元西壬生郷に開基。

豊臣秀吉の寺町整備により寺町の裏側に当たる裏寺町に移転。

幕末、蛤御門の変により全焼。現在の本堂は昭和7年に建立。

御本尊は阿弥陀如来像ですが、拝観は出来ません。

 

境内には伊藤若冲建立の伊藤家祖先のお墓があります。

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伊藤若冲とは江戸時代中期の画家。

墓石にある様な髑髏の絵を描いています。

 

そして御朱印にはこの髑髏の印が押されています!

髑髏版の御朱印は季節によって色んな色を出している様で、

私は黄色のマリーゴールドを頂きました!

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髑髏のトートバッグ等のグッズも販売しています。

でも若冲は髑髏の絵だけでなく、鶏の絵なんかが有名らしいです。

 

宝蔵寺は新選組局長・近藤勇とも少し関わりがあります。

近藤勇の遺体は、東本願寺が受け取り埋葬したとされますが、

一説に同志により奪還され、愛知県岡崎市の法蔵寺に葬られたとも言われています。

かつて勇が信頼、敬慕していた宝蔵寺の和尚を訪ねて首の埋葬を依頼するも、

和尚は半年前に京都より法蔵寺に転任されており、

法蔵寺が徳川家康ゆかりの寺という事もあり、そちらに埋葬されたそうです。