さすらいネコの旅

寺社巡りしています。

【長浜】都久夫須麻神社

宝厳寺から続きます~

 

宝厳寺観音堂から続く船廊下を渡ると都久夫須麻神社の本殿に。

平安時代延喜式にも登場する由緒ある神社。

豊臣秀吉がその時代の粋を集めて作った伏見城内最高の建物を

神殿として寄進したものだそうです。

本殿内部は狩野永徳・光信の天井絵、襖絵で飾られています。

 

御祭神は

市杵島比売命(弁財天・宗像大神)、宇賀福神、浅井比売命(産土神)、龍神。

 

雄略天皇3年に浅井姫命を祀る小祠が建てられたのが創建。

後に本地仏として弁才天が祀られるようになりました。

f:id:sasurai-neko:20161207164030j:plain

 

龍神拝所からは鳥居が見えます。

地面に落ちている貝のような物は皿。

f:id:sasurai-neko:20161207164032j:plain

2枚の皿の1枚に名前を、もう1枚に願い事を書いて、

ここから投げて鳥居を通ると願いが叶うという「かわらけ投げ」をします。

f:id:sasurai-neko:20161207164031j:plainf:id:sasurai-neko:20161207164034j:plain

これはかなり難しい。

1枚は湖に、もう1枚はそのまま地面に落ちました。

 f:id:sasurai-neko:20161207164027j:plain

船からみた龍神拝所はこんな感じ。こんな崖に建っています。

 

ちなみに竹生島誕生の伝説。

伊吹山の神(多多美比古命)が姪にあたる浅井岳(金糞岳)の浅井姫命と高さ比べをし、

負けた多多美比古命が怒って浅井姫命の首を斬ったところ、

湖に落ちた首が竹生島になったそうです。

怖い話です>_<

 

この日は神社がお休みで御朱印は頂けませんでした。

お休みなんて流石は人の住んでいない島。

残念だけどまた行く楽しみが出来たので良しとします。