さすらいネコの旅

寺社巡りしています。

【奈良】添御県坐神社

平安初期の延喜式神名帳にも記されている格式ある神社。

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名前が難しい!

そうのみあがたにいますじんじゃ。

「御県」とは朝廷の直轄地として設置された御料地の事で、

大和の国の添郡に設置された御県に鎮座する神社という意味。

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この奥にある本殿は五間社流造。

柱間が五つに分かれ、屋根が一方に大きく流れ、内部も五部屋に分かれています。

神坐の在る部屋の上には破風が三ケ所付いていて、それぞれに神様が祀られています。

右側から建速須佐之男命、武乳速之命、櫛稲田姫之命。

武乳速之命の真の名は添御県の一帯を開発し、治めていた首長の那賀須泥彦とされ、

鎮座の起源は古墳時代まで遡るそうです。

 

御朱印は書置きをお願いしたらA5サイズの用紙に書かれてしまいました。

せっかく元旦に行けて縁起良さそうなのに貼れないのが悲しい。

いかなる時でも御朱印帳は持ち歩かねば。

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