【高岡】瑞龍寺
加賀藩二代藩主前田利長公の菩提を弔う為、三代藩主利常公により建立。
義弟利常は、深くその恩を感じ、約20年を要して七堂伽藍を完備。
山門、仏殿、法堂が一直線に並び、左右に回廊を巡らして諸堂を対称的に配置。
その伽藍は人体を表しているのでしょうか?
不気味なイラスト入りです…↓
山門には鮮やかな金剛力士像。
広い境内には青々とした芝生!
前田利長は隠居後、金沢から富山に移転。
富山城の炎上を機に高岡に移り、ここに新たに高岡城を築きました。
利長死去とともに家臣団は金沢へ引き上げ、廃城となり、急速にさびれ始めるが、
この状態を憂えた利常は城下町から商工業郡市への転換を図りました。
以後高岡は加賀藩では、金沢に次ぐ商工業都市として発展していきます。
利長の法名瑞龍院に因んで寺名を瑞龍院と改めて後、瑞龍寺に改称されました。
キッチンは憧れの対面式風?
傍に韋駄天が祀られています。
落ち着いた庭付き。
黄檗宗の影響も見られます。
今はもう残っていませんが、当時はトイレ、浴室もあったそうです。