【京都】両足院
栄西の法脈を受け継ぐ龍山徳見禅師を開山とする建仁寺の塔頭寺院。
開山当時は「知足院」だったそうです。
ここで通常非公開の特別拝観が出来ました!
入ってすぐ毘沙門天堂があります。
ここの毘沙⾨天は、鞍⾺寺毘沙⾨天の胎内仏で、
織⽥信⻑による⽐叡⼭焼き討ちで、
鞍⾺の僧が像の安全を危惧して疎開させたそうです。
この像を内兜に収めて奮戦し、勝利を収めたと言われています。
像は代々⿊⽥家で信仰され、維新の変⾰で寄進されました。
以後、勝利の神として商売繁盛、合格祈願、良縁成就、誓願成就の御利益があります。
狛犬は寅。
香炉にも寅がが乗っています。
可愛い!
こちらの庭園は「鶴亀の庭」とも呼ばれています。
翼を広げた鶴のような形の池、亀のように見える石が置かれています。
今でも綺麗ですけど初夏が見頃らしいです。
こちらの庭も綺麗に整えられています。
この特別拝観で、伊藤若冲の『雪梅雄鶏図』も見る事が出来ました!
本物です!
繊細な筆使い。
羽が今にも動き出しそうでした!
若冲のクリアファイルを買って帰りました。
御朱印は2枚頂きました。
「知足」と「照顧」です。