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さすらいネコの旅

寺社巡りしています。

【京都】護王神社

平安京の建都に貢献された和気清麻呂公をお祀り。

元は洛西の神護寺の境内に霊社として祀られていました。

江戸時代末、孝明天皇清麻呂公の歴史的功績を讃えて

護王大明神を授けられて「護王神社」と改称。

明治天皇の勅命により現在地に社殿を造営してご遷座

後に姉君の和気広虫姫も主祭神として合祀されています。

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清麻呂公の生涯が絵巻になって紹介されています。

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奈良時代末、当時法王となり権勢をふるっていた道鏡が、

宇佐八幡のご神託があったとして天皇になろうとたくらみます。

清麻呂公は称徳天皇に命じられて、そのご神託の真偽を確かめるため宇佐八幡へ赴き、

神託が偽物であったことを報告。

道鏡の怒りを買った清麻呂公は、広虫姫とともに流罪。

それから一年が経ち、朝廷では称徳天皇崩御により道鏡は失脚し、

光仁天皇によって清麻呂公と広虫姫は許されて都へ呼び戻されました。

その後は桓武天皇の下、平安建都に力を尽くしました。

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姉・和気広虫姫は宮廷に仕え、天皇からも信頼されていました。

藤原仲麻呂の乱の折、375名の死刑者の減刑を天皇にお願いして流罪に改め、

乱の影響で身寄りを失った子ども達83人を養子として養育されました。

 

 狛猪が奉納されており、「いのしし神社」とも呼ばれています。

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拝殿。

そしてあちこちに猪。

手水舎の猪は、鼻を撫でると幸せが訪れるそうです!

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全国から奉納された猪コレクション。

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チェーンソーアート。

翼の生えた神猪が子猪を守る姿を彫刻。

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この地の樹齢300年の桂の木をやむなく伐採した際の根株を使っているそうです。

両側には「昇り神猪と降り神猪」が展示されています。

 

ちなみに何故猪なのかというと…。

怒った道鏡清麻呂公の足の腱を切り、九州の山奥に流刑としましたが、

その旅路、山の中から現れた300頭もの猪が道案内。

足萎えは不思議と治り、立って歩くことが出来る様になったと伝えられています。

この故事により、護王神社は足腰の守護神として広く崇敬されています。

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御朱印。

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 清麻呂公の像。

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神宮の遥拝所もあります。

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さざれ石は幅3m、高さ2m!

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歴代のお年玉記念切手の展示もしていました。

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【京都】大将軍八神社

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平安京遷都の際、奈良春日山麓より大将軍神

御所の北西角(陰陽道の天門)の地に勧請したのが始まり。

大将軍神陰陽道道教では方位を司る星神。

星祭なんてオシャレ。

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 応仁の乱後、神社として復興。

江戸時代に入り、暦の神八将神、素盞鳴尊、その御子五男三女神が習合。

聖武桓武天皇を合祀。

大将軍堂→大将軍八神宮→大将軍八神社となります。

 

何故素戔嗚尊かと言うと

大将軍堂はかつて祇園社の管理下にあり、八坂神社の祭神が素盞鳴尊。

その神格が大将軍神と似通っているからだと言われています。

 

建築・移動・婚姻・旅行・交通等の厄災から守る方除け。厄除けの神となっています。

宝物館が併設されています。

古天文歴道関係資料がある様です。

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風水お守り。

色もデザインも素敵です!

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【京都】平野神社

平野神社は神社検定のテキストでもちょこちょこ出てきて気になっていました。

 

奈良末期、平城宮の宮中に今木大神が祀られていたのが、

平安遷都と同時にご遷座されました。

当初境内地は1500m四方で、現在の京都御所とほぼ同じ大きさでしたが、

現在は200m弱四方となりました。

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御神木の大楠。

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こちらは磁石を引き付ける石。

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昔はこの石に神さまが宿っていると崇められていたそうです。

こぶし大以上の大きさの物はなかなか採れないという中で、

重さ200kg、高さ80cm、厚さ27cmの大きなすえひろがねは国内最大の大きさです。

しっかりパワーを頂きましょう。

 

境内は桜の名所。

せっかくなら春に参拝したいところでしたが、

時季外れの桜が歓迎してくれています。

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拝殿。

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その先に「平野造り」または「比翼春日造り」と呼ばれる二殿一体となった本殿が

2棟南北に建ち、ご祭神四座が順に祀られています。

 

平安時代になると今木皇大神が神様の位で最高位を授けられ、

その前年には久度大神、古開大神、比賣大神が祀られています。

 

今木皇大神…源気新生、活力生成の神

久度大神…竈の神、生活安泰の神

古開大神…邪気を振り開く平安の神

比賣大神…生産力の神

知らない神様ばかり…。

 

延喜式」によれば、全国唯一の皇太子御親祭が定められた神社。

全国でも数社に限られる「皇大御神皇大神」「神宮」「神院」等と称され、

宮中外の宮中神であったそうです。

奈良末期から「臣籍降下」の制度が定まり、

皇族が源氏、平氏などの姓を賜り臣下になり、

彼らの氏神であるとされていたからだそうです。

 

境内社

春日社、住吉社、蛭子社、八幡社。

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御朱印には桜のハンコ。

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神使のりす御籤も桜を抱いています。

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【京都】法輪寺

臨済宗妙心寺派別格地の古刹。通称「達磨寺」。 

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境内にはたくさんの達磨が居ます。

早速屋根の上に発見!

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こちらは十二支に囲まれた達磨大師

動物愛護の願いから寄進され、動物の納骨安置所にもなっている塔です。

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達磨大師はインドから中国へ禅を伝えて禅宗の祖となった人物。

手足が無くなるまで修行をされました。

 

この辺の像は顔が達磨大師っぽいけれど足はある様です。

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8000体もの達磨が並ぶ達磨堂。

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諸願成就に奉納された達磨達。

御利益ありそうです。

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衆生堂。

こちらも達磨がいっぱい。

達磨増の上に並ぶのは十六羅漢

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達磨のしゃもじ。

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2階には約400人の日本映画創業以来の関係者が祀られている

貴寧磨(キネマ)寺があります。

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本堂。

「転法輪」と書いてあります。

車の輪が廻る様に仏法を解いて止めてはならぬ、

という法輪寺建立の精神が書いてあるそうです。

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金箔の仏涅槃木像。

涅槃像は初めて見ました。

布団を被っています。

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廊下の端に何故か牛の像が居ました。

存在感があります。

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御朱印は達磨のハンコ付き。

可愛い!

けれどサイズがちょっと大きかったです。

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【京都】禅居庵

建仁寺の塔頭。

入口に狛猪!

鎮守として仏法を護る摩利支天が祀られていますが、

この摩利支天が7頭の猪の上に座しているのです。

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そんな訳で、境内は猪で溢れています!

開運勝利のご利益、また亥歳生まれの方の守り神として信仰されています。

 

優しそうな猪。

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セクシーな猪。

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不細工な猪。

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置物の猪。

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 手水舎の猪。

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御神籤の猪。

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摩利支天の語源はサンスクリット語

陽炎を意味するMarici(マリーチ)。

陽炎には実体が無いので、害される事が無いところから

戦国武将の間に摩利支天信仰が広がったそうです。

楠木正成前田利家は兜の中に摩利支天の小像を入れて出陣し、

山本勘介や大石内蔵助も信仰していたそうです。

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この猪の絵も凄いなぁ。

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【京都】両足院

栄西の法脈を受け継ぐ龍山徳見禅師を開山とする建仁寺の塔頭寺院。

開山当時は「知足院」だったそうです。

ここで通常非公開の特別拝観が出来ました!

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入ってすぐ毘沙門天堂があります。

ここの毘沙⾨天は、鞍⾺寺毘沙⾨天の胎内仏で、

織⽥信⻑による⽐叡⼭焼き討ちで、

鞍⾺の僧が像の安全を危惧して疎開させたそうです。

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黒田長政とも関りが深く、関ヶ原の戦いに出陣する際、

この像を内兜に収めて奮戦し、勝利を収めたと言われています。

像は代々⿊⽥家で信仰され、維新の変⾰で寄進されました。

以後、勝利の神として商売繁盛、合格祈願、良縁成就、誓願成就の御利益があります。

 

狛犬は寅。

香炉にも寅がが乗っています。

可愛い!

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こちらの庭園は「鶴亀の庭」とも呼ばれています。

翼を広げた鶴のような形の池、亀のように見える石が置かれています。

今でも綺麗ですけど初夏が見頃らしいです。

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こちらの庭も綺麗に整えられています。

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この特別拝観で、伊藤若冲の『雪梅雄鶏図』も見る事が出来ました!

本物です!

繊細な筆使い。

羽が今にも動き出しそうでした!

若冲のクリアファイルを買って帰りました。

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御朱印は2枚頂きました。

「知足」と「照顧」です。

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【京都】建仁寺

臨済宗建仁寺派大本山

風神雷神図屏風で有名な建仁寺です。

将軍源頼家が寺域を寄進し、栄西を開山として宋の百丈山を模して建立しました。

建仁寺の「建仁」は当時の元号

当時の京都では既存宗派の勢力が強大だった為、

創建時は天台・密教・禅の三宗兼学の道場でした。

半世紀以上経て、宋僧の蘭渓道隆が11世住職として入寺し、禅の寺院となりました。

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説明書きにも風神雷神が彫られています!

開山の栄西は本来「ようさい」らしい。

2回も南宋渡航し、日本に禅を伝えました。

茶祖としても知られています。

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こちらの本坊から入ります。

中はなんと撮影OK!

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入っていきなり風神雷神がお出迎え。

複製ですけど迫力があり、眩い光を放っています。

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 廊下を進むと方丈と繋がっています。

枯山水の庭なんかがあり、落ち着いた時間を過ごせます。

落ち着くと言っても真冬なので、ただひたすら寒かった…。

暖かくして行きましょう。

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部屋がたくさんあって、襖絵を見て回るのが面白いです。

これらは桃山時代の作品の複製だそうです。

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白黒が続くと思っていたら、突然鮮やかな青が飛び込んできます。

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〇△☐乃庭は宇宙の根源的形態を示し、

禅の四大思想(地水火風)を☐〇△で象徴したものだそうです。

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なんだか面白い表情の絵もあります。

タイトル『喝』。

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臨済禅師は盛んに「喝」を唱えていたそうです。

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瓦には「建仁」の文字が書かれており、建仁寺のこだわりが見えます。

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法堂には御本尊の釈迦如来

天井には『双龍図』。

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この絵は創建800年を記念して15年程前に描かれており、新しいです。

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建仁寺の御朱印帳には風神雷神や龍の柄の物があります。

前々から狙ってはいたのですが、

今よりサイズが一回り大きく、断念しました。

凄く綺麗だったのに残念です…。

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御朱印は拈華堂。

法堂の事です。

「拈華微笑」という禅語から来ているそうです。

お釈迦様が説法した時、一本の華を拈って差し出し、誰も意味が分からなかった中、

一人にっこり微笑んだそうです。

お釈迦様の教えが以心伝心で伝わったという話です。